1.蛇口が回りづらくなる原因とは?
- 1 .1 ゴムパッキンの劣化
- 蛇口内部にはパッキンが装着されており、何度も蛇口を回すと経年劣化でパッキンがすり減ってきます。このパッキンが小さくなると蛇口が閉めずらくなり、力いっぱい回していると他の部品にも負荷がかかり、最悪の場合蛇口が折れてしまう可能性もあります。パッキンの劣化がみられる場合は、交換すればスムーズに蛇口を回すことができます。
- 1 .2 パッキン部分の潤滑油の不足
- 蛇口がスムーズに回りやすいように、パッキン部分には潤滑油(グリス)が塗布されています。何度も蛇口を回すことでこの潤滑油がなくなり、蛇口が回りづらくなることがあります。この場合は、潤滑油を補充することで蛇口をスムーズに回すことができます。
- 1 .3 蛇口ネジ部分の劣化
- 蛇口のネジ部分が何度も回すことで摩耗して凹凸がうまくかみ合わなくなり、回りづらくなることがあります。蛇口のネジ部分を交換すればスムーズに回すことができますが、かなりの年数が経っている場合は他部品も傷んでいる可能性もあるため、蛇口そのものを交換した方がよい場合もあります。
- 1 .4 ミネラルの結晶化
- 水には少量のミネラルが含まれています。年数が経つにつれ少しづつ結晶化し、蛇口にこびり付いてしまうことがあります。このミネラルの結晶が固まり、蛇口を回しづらくする原因になる可能性があります。このミネラルの結晶を取り除けばスムーズに回りますが、多くのケースで潤滑油も足りないことがあるので、ミネラルの結晶を取り除くのと同時に、潤滑油も補充することがオススメです。