2.水漏れを起こしてしまったとしたら考えられる被害とは?
- 2 .1 賃貸の場合の被害
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もし水漏れをマンションやアパートなどの集合住宅で起こしてしまった場合、「自分の過失」か「設備の経年劣化」による水漏れかによって修理費用の負担も変わってきます。自分の部屋だけの水漏れであればまだ被害は少ない方ですが、下の住人にまで水が漏れだすと大変な騒ぎになります。まずは落ち着いて原因を確認してから行動し、自分で対処できそうであれば応急処置をし、管理会社に連絡をして被害状況を報告しておきましょう。
- 2 .2 漏電による火災
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水漏れが起こり、床や壁が濡れてしまうと漏電を引き起こす可能性があります。電気コードなどは普段、絶縁体というゴムに包まれていますが、湿気など水が入り込んでしまうと漏電が起きる可能性があります。漏電で放出された電気にホコリや木材などに発火する可能性があります。水漏れによって、濡れて乾いた家電をそのまま使い続けるのは危険です。
- 2 .3 カビの発生
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1度濡れた床や壁は、乾いたから大丈夫!と思うのは少し待ちましょう。壁や床まで浸透してしまった場合、通気性が悪い所はなかなか乾かず、そこからカビや菌が発生します。1度カビが発生すると取り除くのが難しくなります。1度水道修理業者に調査、確認を依頼し、問題ないか確認してもらうことがオススメです。