急に起こる水のトラブルに

水道から水が出ない!よくある原因と対処法とは?

水道のトラブル

水は生活する上で大切なライフラインです。食事にトイレにお風呂…どれも水は欠かせませんよね。その水が、ある日突然水道から出なくなったら一大事!焦ってしまうのも当然ですが、一度落ち着いて原因を考えてみましょう。案外簡単な原因だったり、場合によっては重大なトラブルが起きてる!なんてことも。トラブルの原因が分かれば対処の方法も自然と分かってきます。今回は水道から水が出なくなった時の考えられる原因と対処方法をご紹介します!

1.どうして水道から水が出ないの?考えられる原因

1 .1 水道代の滞納
ライフラインの中でも最も重要な水道は、電気やガスに比べて代金を滞納していても一番止められにくいと言われていますが、滞納していれば必ずいつかは止められてしまいます。滞納してから約2か月間給水停止まで猶予があると言われています。クレジットカードからの引き落としや口座振替で引き落としされてない可能性が高いので、まずは確認してみましょう。
1 .2 断水
地震などの災害や工事、何らかの水道トラブルでお住まいの一帯が断水している可能性があります。断水が終わるまでは水は出てくることはありませんので、断水が終わるまで待ちましょう。
1 .3 元栓が閉まっている
新築住宅や、賃貸住宅に入居する際に元栓が閉まったままの可能性や、水漏れ修理をする際に元栓を閉じたままの可能性が考えられます。元栓には住宅すべての水を止める大元の栓の役割を果たす元栓の他に、トイレやキッチンなど各所の水回りにも給水を止めれるものがあり、こちらは止水栓とよばれます。
1 .4 水道管の劣化
古い家に住んでいるならまだしも、築年数が経ってない家に住んでるのに水道管の劣化なんて考えられるの?という方もいらっしゃると思いますが、水道管の劣化はありえます。水道管にも築年数の経った住宅と、築年数の浅い住宅だと水道管の種類が変わってきます。 築年数の経った住宅の場合、使われている水道管は銅で作られているものが多く、錆びが原因で詰まってしまい、水道が出なくなる事があります。 築年数の浅い住宅の場合、樹脂を使って作られている為錆びることはありませんが、熱に弱いため熱湯など熱いものや、油などを流し続けると配管が変形したり詰まり詰まりが発生したりする可能性があります。
1 .5 受水槽の故障
アパートやマンションなどの集合住宅では受水槽という水を貯めておくタンクが設置されています。この受水槽から各家庭に給水されるのですが、こちらで何らかのトラブルや故障があった場合は水が出なくなります。

2.トラブルが確認出来たらこう対処する!

2 .1 水道代滞納の場合
ライフラインの中でも重要な水です、滞納に気づいたらすぐに支払いをしましょう。滞納から給水停止までのスケジュールは以下のようになります。 1.支払いの滞納から20日以内に督促状が届く 2.1の督促状到着から1か月以内に納付勧告 3.2の納付勧告から2週間ほどで給水停止予告 4.3の給水予告から2週間ほどで給水停止 給水停止してからも支払いをし続けなかった場合、水道から水が出ないだけでしょ?と思っていたら間違いです。クレジットカードを利用して引き落としをしていた場合、ブラックリストに載り、ローンを組みにくくなったり、クレジットカードが作れなくなったりする可能性があります。また稀なケースですが、支払いを求めて訴えられたケースもあります。また、訴えられた場合かなりの高確率で負けることになります。もし支払いが難しい場合は、自治体によては給水停止の延期が可能だったり、分割で支払いできる可能性もあります。支払いを滞らせないことが最善ですが、もし滞納してしまった場合もお住まいの自治体に連絡を取ってみましょう。
2 .2 断水の場合
断水の場合は断水が解除されるまで待つしかありません。普段から長期保存可能な水を用意しておくなど、突然の災害や断水に備えておけるといいですね!
2 .3 元栓が閉まっている場合
1戸建て住宅の場合とマンションやアパートなどの集合住宅の場合、元栓の場所が異なるので、お住まいの住宅に合わせて確認していきましょう。 1戸建て住宅の場合、大元の元栓は屋外にあり、駐車場や庭など住宅の地面に設置されていることが多くあります。こちらを開けてレバーを回せば給水が開始されます。 集合住宅の場合、玄関横のパイプシャフト内に設置されていることが多く開けると元栓と水道メーターが確認できるので、こちらもレバーを回して給水を開始させます。 トイレの止水栓はトイレ奥のパイプに設置されており、洗面台やキッチンの場合は、排水管付近に設置されているます。種類によって開け方は異なりますが、マイナスドライバーなどを用いて開けることが多くあります。  
2 .4 水道代の劣化の場合
水道管の劣化の場合、自分で対処は難しくプロの水道修理業者に依頼することになります。万が一水道管に圧がかかって破裂することを防ぐために、元栓はもちろんのこと、止水栓も閉めておくことをオススメします。  
2 .5 受水槽の劣化の場合
受水槽の劣化や故障の場合も自分で対処することは難しくなります。管理会社に連絡し、受水槽にトラブルが起こってないか問い合わせしてみましょう。

3.まとめ

3 .1 間違った対処で大きなトラブルに!?
水が出なくなった時の原因と対処法を紹介してきました。水が出なくなった時にはまずは落ち着いて、水が出ない原因を探ることが大切です。排水管に問題があった場合は、自分で解決することが難しいのでなるべく早くプロの水道修理業者に相談することが一番の解決策です。自分で出来ることと、できないことの境目をはっきり認識することで早い解決に繋がるのかもしれませんね!
3 .2 プロの修理業者に依頼する場合
プロの修理業者に依頼をする場合、せっかくだったら一番評判のいい修理業者に依頼したいですよね!全国市区の水修理業者の口コミを比較調査した、サイト水のトラブル比較.comがおすすめです。お住まいの市区で一番の水道修理業者がきっと見つかるので、是非こちらもチェックしてみてくださいね!