1.水道管を凍結させない為に!予防策とは?
- 1 .1 何度から水道管は凍る?
- 水道管の凍結は約マイナス4度から起こるとされています。ただし、水道管が屋内に設置されているものや、屋外に設置されているものなど環境によって異なってきます。目安としては、外気温がマイナスになったら水道管の凍結に要注意し、対策をして無かった為に凍結させてしまった!ということが無いようにしましょう。
- 1 .2 水道管が凍りやすい環境とは?
- マイナス4度以下になったら要注意するのはもちろんの事ですが、屋外に設置してある水道管はさらに注意が必要です。日陰にある水道管や、しばらく使っていない水道管などは凍結しやすくなるのでさらに注意が必要となります。
- 1 .3 水道管を凍らせない予防策とは?
- 水道管が凍結してしまったら水が使えなくなるのはもちろんのこと、破裂の危険もあります。出来るだけ先に予防策をしておきたいですよね!そこで、すぐできる水道管凍結の予防法3つをご紹介します。 ■ 水を少量出しっぱなしにしておく 良く知られている方法ですが、水道管の凍結には効果的な方法です。滞留している水は凍りやすく、常に流れている水は凍りにくいという性質があります。この性質があるのでから、出しっぱなしにしておくと凍りにくくななります。最も凍りやすいのは屋外にある水道管ですが、アパートやマンションなどは大抵屋外に給湯器を設置してあり、ここが凍結する可能性もあります。お湯と水は別の配管を通っているので、水とお湯が別口の場合はお湯の方も少量出しておく事が重要です。 ■ 部屋全体を温める 水を少量出しておく方法ですが、すべての水道管には対応出来ません。例えば、トイレや洗濯機など水を出しっぱなしにしておくのは難しい場合があります。給湯器につながる水道管以外は、部屋の中を通っているので、部屋全体を温めておくのが手早く水道管の凍結を防ぐ方法です。 ■ 水道管を温めておく 水道管部分にタオルや保温材を入れておく方法です。水道管部分や、水道メータ-ボックスなどにタオルや保温材を設置しておきます。この時、タオルが濡れてしまうとタオルが凍って逆効果になることもあるので、注意しましょう。
- 1 .4 長期間家を空けるときの予防策は?
- 年末年始や長期休暇など、寒さが厳しくなるシーズンに長期間で家を空けることもありますよね。今まで紹介した凍結予防方法だと在宅中に行える方法が多いので、長期間家を空ける際は、「水道管の水抜き」という凍結予防方法がオススメです。文字通り、水道管から水を抜いてしまい、凍結の原因になる水を水道管から抜いてしまうことで、凍結の予防をします。 ■ 水道管の水抜きの方法 ①水道の元栓を閉める ②蛇口から水を出し、出なくなるまで待つ
- 1 .5 水道管は何度で溶け始めるの?
- 水道管は外気温で約2度以上で溶け始めると言われています。仮に一度凍結してしまい次の日の気温が2度以上になった場合は、時間はかかりますが、自然凍結を待つのも確実に凍結を解消する方法です。
- 1 .6 水道管破裂の際のNG行動は?
- もし、水道管が凍結してしまった場合は2つの行動をする ことは避けましょう。 ①水道管に熱湯をかける ②無理に蛇口をひねる 水道管が凍結した際、水道管に水が膨張して詰まって いる状況です。さらにそこに熱湯を掛けると温度差が 激しいため、さらに膨張し水道管の破裂に繋がります。 また、無理に蛇口をひねると蛇口のパッキンの破損に 繋がり、漏水を起こす可能性があります。 もし水道管が凍ってしまった場合は、部屋全体を温めた り、ドライヤーやタオルで凍結部分をゆっくり温めて みるなど、気長に溶けるのを待ちましょう!